「凪の時」だからこそ

 

10月に入ってから眼に異常をきたしてしまいまして、具体的にいうと出血と痛みですね。

眼に異物が入った時の痛みがありますよね。

あれがまばたきをする度、眼球が動く度にあって。

しかも実際に異物が入ってる訳ではなくて、出血の溜まりが少しずつ自然と吸収されてって無くなれば治まるということで…。

かなり普段から眼を酷使してたのも確かですし、これは少し本気で眼を休める必要があるということなのかもしれない、と思い。

しばらく、特にPCやスマホの画面とか、細かいものをじっくり見ることは、本当に必要最低限だけにしてたんです。

まばたきする度に痛むもんですから、実際に見てられなかったですし。

なのでブログもしばらく滞ってしまっておりました。

 

ただおかげで、何かやるべきことがあるのに、やりたいことがあるのに実行できない、という

ちょうど以前の記事に自分で書いていた「凪の時」を、期せずして実感することができました。

ジリジリするような、モヤモヤしたような気持ちも、やっぱり出てきます。

でも、ずっとそんな気持ちを抱えてても治まるのが早くなる訳ではないですし、むしろ治るのが遅くなりそうですよね。

ナマケモノがベースの私は、案外さっさと開きなおって、

遠くの景色を見るとか、またなるべく視覚以外の五感に意識を向けるようにしていました。

ちょうど気候がちょっとずつですけど変化してきている時期なのも良かったですね。

秋の虫の声、朝晩の少しずつ涼しくなる空気、秋雨の匂い、梨や柿などのみずみずしさや甘さ…

視覚を制限していたぶん、それらをなおさら明瞭に味わうことができたようにも感じます。

 

今はないもの、できないことばかり嘆くよりも

今あるもの、できることに目を向ける。

そうすることで、新たに見えてくるものがあるし

それはまた自分の心の在り方をさらに豊かにもしてくれるかもしれない。

そんなことを感じた今回の一件でした。

 

 

投稿者プロフィール

林 和(はやし やまと)
林 和(はやし やまと)くれたけ心理相談室(広島支部)心理カウンセラー
広島市全域で対面カウンセリングに対応いたします。またオンラインカウンセリングは全国(全世界)より承ります。

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