これも心機一転

新しい手帳を買ったんですよ。

いや、毎年この時期になると買い換えるんですけどね。

主に仕事用のもので、手帳というかスケジュール帳というんでしょうか。

 

これがまた種類がたくさんあって、選ぶのも楽しいんですよね。

サイズ、厚み、デザイン(内も外も)、
日曜はじまりか月曜はじまりか、
1月はじまりか4月はじまりか、
3~5年分まとめてあるのもあったり、
そもそも中の用紙だけ差し替えていくタイプもありますよね。

それ以前に最近は、デジタル端末のみで管理されてる方も多いでしょうか。

 

私もスマホには自分の使い勝手がいいスケジュール管理アプリを入れて、他の端末とか、他のアプリとか、いろいろ連携させて使ってます。

確かに便利で、これだけで十分だよなぁ、と思ったりもするんですけどね。

 

ただ何かですね、何かこう、紙に書いてると、より落ち着く気がするんですよね。

手帳を開いて左手で押さえ、ペンを手にして、書き付けていくという一連の所作が染みついているというんでしょうか。

そして、それを後で確認するのも、デジタルより紙のほうがちゃんと目を通して頭に入ってくる感じがするんです。

単に私が古いタイプの人間ってだけなのかもしれませんが。

 

それと、1年ごとに新調するのには、もっと明確な理由があるんです。

それは、「リセット」ですね。

世の中には、年(年度)が変わったからといって、そんなことお構いなしに何も変わらず続いていくことのほうが圧倒的に多いかと思います。

もちろん変わらないでいてほしい大事なこともありますよね。

ただ大半はどっちでもよかったりして、そこに脳の恒常性維持機能まで作用するもんだから、なんとなくそのままを維持し続けてしまったりします。

 

もともとがどっちでもいいものなら確かに変えなくても問題にはならないんでしょうけど、ただ、

そんな中にただ身を置いて流れていくだけだと、何か大事なことも見過ごしてしまいそうで、
心の働きもにぶくなっていきそうで・・・
と、心配性な私は気になってしまいます。

なので定期的に心がまえをリセットするきっかけを用意するようにしているんです。

 

「心機一転」といいますが、何も実際に置かれる状況が変わった時だけではなくて、

自分の心なんだから、自分できっかけを作って好きに心機一転していってもいいと思うんですよね。

 

というわけで今、真新しい手帳に、

ちょっと新鮮な気持ちをのせながら4月の予定を書き込んでいっています。


投稿者プロフィール

林 和(はやし やまと)
林 和(はやし やまと)くれたけ心理相談室(広島支部)心理カウンセラー
広島市全域で対面カウンセリングに対応いたします。またオンラインカウンセリングは全国(全世界)より承ります。

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