「自然」体で

 

今年の7月7日は、二十四節気の「小暑」にあたります。

例年だと梅雨の明けきらない時期ですが、

今年においては西日本は早々に梅雨が明け、

さながら「大暑」の気候のようになっています。

おかげで七夕の天の川が見られそうなのはいいんですけどね。

 

こうなるといよいよ海に山に・・・と、

自然と触れ合う機会の増える季節ですね。

もちろん、暑さへの対処や、

水との触れ合い方には十分にお気をつけいただきたいところです。

「自然」には、そういった厳しい面がある一方で、

癒されたり、感動したり、落ち着かせてもらえたりするのも確かなんですよね。

それは、すごく当たり前なことのようにも感じますけど、

「自然」の何がそうさせているのか、気になりませんか。

 

私たちも結局は「自然」の一部だから、本来の場所に戻ったような安心感を得られる、とか。

マイナスイオンなど、精神の安定に作用する働きを受けられる、とか。

いずれも確かにあると思います。

 

そして、もうちょっとだけ深く考えてみると・・・

「自然はただ、そこにあるだけ」なんだと思うんですよね。

私たちが、どうしてようが、何を考えてようが、

そんなことにはお構いなく、「ただ、そこにある」んです。

お構いなしなので、いざ激しい姿を見せた時には、こちらの事情など関係なく、

どうしようもなく巻き込まれてしまうこともあるでしょう。

一方で、お構いなしなので、普段の揺るぎない「自然」にどう関わるかは、

今度はこちらが自由にできるんです。

 

それは極めて能動的に、

何とどれくらい触れ合うかも自由

触れ合って何をどう感じるかも自由

しかも、

「自然」が私をどう思うかな、

「自然」にこう思われたいな、

なんて気にする必要もないんですから。

そうやって、過剰に気を遣うこともなく、極めてフラットに

ありのままで、自由に関わらせてもらえる。

そんな状態が、心の中を揺るぎのない安心感で満たしてくれるのかな、

なんて思うんです。

 

もちろん、それは相手が「自然」であればこそ

成り立つものなのかもしれません。

けれど、もしかしたら人間関係でも、

その要素を心構えとして上手に持っておくことができたなら。

そう、たとえば、「自然」に向き合う時のように

無意識に何かを期待したりもせず向き合えたなら

もっと気持ちよく関わることもできるんじゃないかな、

思い悩むことも少なくなるんじゃないのかな、

なんて考えながら・・・

 

そういえば、「織姫と彦星の距離感て、どんなんだろ」

なんてことまで空想にふけりながら・・・

 

七夕の夜も静かに更けていきます。

 

 

投稿者プロフィール

林 和(はやし やまと)
林 和(はやし やまと)くれたけ心理相談室(広島支部)心理カウンセラー
広島市全域で対面カウンセリングに対応いたします。またオンラインカウンセリングは全国(全世界)より承ります。

コメントはお気軽にどうぞ