路傍の花
たくましいタンポポです。
実は数年前からここに自生しているんですけど、
車の離合もぎりぎりの細い道なのに交通量が多いので、
きっと何度も踏まれてたりすると思うんですよね。
それでも毎年、花を咲かせているんです。
タンポポって結構、
こういうところに平気で咲いていたり、
踏まれても折られても、また花を咲かせるたくましい植物なので、
もしかしたら貴方も同じような姿を見かけたことがあるかもしれませんね。
あるいは気付いていないだけで、
実はほら、貴方の通い慣れた道にも咲いているかも。
通常、なかなか植物は見かけないはずの場所に、たまたま咲いていた。
ただ、それだけのことなんですけどね。
そしてタンポポからすれば、
たまたま生えたのが一見、過酷そうな環境のこの場所だった、
というだけで、
他のタンポポをうらやむこともなく、そして、
他のタンポポとまったく同じように花を咲かせ、綿毛を飛ばし、
命をつないでいきます。
その姿から、私たちはいろんなことを考えさせられます。
気付くかもしれないし、
気付かないかもしれない。
大切なことは、もしかしたら・・・
なんてことない日常の中に隠れていて、
見つけた貴方に元気や勇気をくれるものなのかもしれませんね。
あ、そうそう、タンポポの花言葉は、
「愛の神託」「真心の愛」「幸福」、、、そして「別離」。
「別離」なんて、ちょっと穏やかじゃない感じがしますが、
これは特に綿毛の状態に対しての花言葉、ってことから、
私は勝手に巣立ちのイメージで、
少し寂しさもあったりしながらも、プラスの意味に捉えてます。
いっそ花言葉じたい「巣立ち」に変えてもいいんじゃないかな、なんて思いながら。
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